9mm parabellum bullet 『Gjallarhorn』
2005年発売。ぼくがこよなく愛するバンド、9mm parabellum bullet が出した、インディーズ第1作目のアルバムです。
全7曲、20分。
さっそくですが、紹介していきたいと思います。
1.teenage(disaster) 2:05
これはほぼ全ての曲に言えると思うのですが、今の9mmしか知らない人からすると音が軽いと感じると思います。歌詞が1番と2番同じ繰り返しでとても短い。ギターは1番と2番で微妙に違うところがあり、この頃からさすがだなあと思います。アウトロのギターソロはこの頃から滝節全開といったところ。
2.Talking Machine 3:05
ライブでおなじみのTalking Machine。最近のライブでも頻繁に演奏しておりこの曲が大好きな9mmファンも多いと思います。ぼくはこの何回も繰り返されるギターリフが大好きです。とても耳に残ります。
3.intercepter 3:38
9mmでは珍しい英詞が聞ける曲です。クリーンから歪みに変わるところに9mmらしさを感じます。
4.atomosphere 3:26
怪しい雰囲気を感じる曲。卓郎さんの歌声がその雰囲気を助長させていると思います。ノイジーなファズが入るところが大好きです。そのあとのカオスパートで和彦の激しいシャウトが聴けます。
5.Beautiful Target 3:23
キメの部分が何回も使われていて、思わず体が動いてしまいます。最後はカオスっぽい。
6.marvelous 2:50
正直この曲は訳がわからないです。ここまで変態なギターなのに歌メロがキャッチー。それしか言えません。あとは聴いてみてください。
7.father 1:42
とても短いですが、エモくて壮大な曲な気がします。卓郎さんの声が少し掠れてて、この頃の卓郎さんの歌声は唯一無二の味があるなあと思いました。
終わりです。
この頃の9mm parabellum bullet は超荒削りだと感じました。『Talking Machine』はほぼアレンジなしで、このアルバムの発売から10年以上経った、2017年現在もライブでやっていると考えると、滝さんの作曲の才能は素晴らしいです。この頃の荒削りな9mm parabellum bullet を2005年当時に知りたかったです。もっとこの4人のライブを見たかったです。滝さんの復帰を心待ちにしています。