九十九『GIRL MEETS BOY』
2017年に発売。名古屋のロックバンド「九十九」の、初の全国流通アルバムです。
このバンド、これを言っては良いのかわかりませんが、9mm parabellum bullet感がすさまじいです。巷では、女版9mmと呼ばれています。ギターの牧さんの音作り、アンプ、フレーズ、エフェクター。滝さん大好きなのかなあと正直思いました。そうじゃなかったらすみません。
さて、全6曲24分。紹介していきたいと思います。
1.電光石火 3:51
もうこれ9mmじゃんって最初に聞いたとき思いました。オクターバーを踏んでリフを弾いてブリッジミュートで刻む。一瞬で引き込まれました。ギターソロがなんといってもカッコいい。ナイスギターソロです。ギターソロの後にクリーンに落としてそのあと手数の多いドラムが好きです。アウトロのギターソロもリフを使いつつのアレンジでそこが良いなあと思いました。
2.SLIDER 3:48
この曲も聞いて一瞬で引き込まれました。ベースがとてもカッコいい曲です。1番と2番で違うところがありセンスを感じます。サビのキャッチーな歌メロはアニソンっぽいなと思いました。最後のサビ前にギターとベースのユニゾンがあり、個人的にはそこが大好きです。
3.シックスセンス 3:51
Aメロの繰り返しで全く違う顔を見れると思いました。ところどころにあるキメが気持ちいいです。
4.21st Century Girl 4:30
今までとは全く毛色が違う曲。エモさ全開の曲。2番の静かになるところのベースが、主張しすぎず薄くなりすぎずで良いです。ボーカルのまめ子さん、こういう曲も似合います。後半の泣きのギターソロもとても良いです。
5.ハヤテ 3:16
お祭りみたいなイントロ。フェスでやったら超盛り上がりそうです。Aメロはそのお祭り感を覆すかのようにカッコいいカッティングが入って緊張感を生み出している。そのあとサビへ繋げるように盛り上がるBメロ。そしてキャッチーな歌メロのサビ。とても疾走感のある曲です。ところどころに入っているカッティングが気持ち良いです、。
6.ニヒル 4:03
イントロどこでリズムとってんだよって感じです。なんだかこの曲からは焦燥感を感じます。ドラムの手数が非常に多くて大変そうです。
終わりです。
名古屋のバンドなのですが、もっと東京に来てほしいです。絶対に行きます。なにがあろうと行きます。こういうバンドがもっと増えてほしいです。一曲目の「電光石火」はYoutubeでも見ることができるのでぜひ見てください。
※名古屋ではなく岡崎です。大変失礼致しました。